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クラウドファンディングのCAMPFIREにてネクストゴール300万円にチャレンジ中

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  「誰も注目してこなかったプランクトンのありのままの姿と役割を美しい写真や映像に収めて、それを世の中のために役立てたい!」 海は私たちに日々いろいろなことを教えてくれます。私はこれまで誰も注目してこなかったプランクトンの撮影を日々続けながら、彼らの海の中の役割や、生きることの力強さ、存在の意義について学んできました。中には、これまで知られていなかった生き物同士の生態の解明に役立つ発見もありました。生き物たちの生態をより深く知ることで、世界中で問題視されている、環境問題を解決する糸口にもつなげていきたいと考えています。 海は私たちに色々なことを教えてくれる偉大な教科書です。私はこの特別な撮影活動を通じて得られた情報を、少しでも多くの皆様に共有することを目指しています。実際、彼らの事を知るには、これまで以上に海に出て、彼らに出会う機会を重ねていく必要があると感じています。しかし、この活動にはボートチャーター費、燃料費などの多くの費用が必要なのも事実です。どうかこの活動の意義をご理解いただき、多くの皆様にお力添えいただけましたら幸いです。皆さまのご支援をお待ちしております。何卒よろしくお願い致します。 峯水亮 期間は11/20までとなっております。 プロジェクトの詳細はこちらからご覧ください ご報告:おかげさまでプロジェクト初日に当初の目標金額である75万円を達成、4日目に200%を達成することが出来ました。ご協力、本当にありがとうございました!現在はさらなる目標値である(約40日間の調査費用)300万円をネクストゴールに掲げて目指していきたいと思います。引き続きご支援のほどよろしくお願い致します。
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  I received the following awards at TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS 2021 Mysterious Encounter / Category Winner Nature 2nd Place and Subcategory Winner Nature-Underwater Gold http://www.tokyofotoawards.jp/winners/social/2021/23-30468-21/ In addition, my a photo book Jewels in the night sea won the Silver award in the photo book subcategory Book-Nature. Jewels In The Night Sea / Subcategory Winner Book-Nature Silver http://www.tokyofotoawards.jp/winners/social/2021/23-30408-21/ TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS 2021において 私の写真がNature部門の2nd Place、Nature-UnderwaterでGold、 さらに日経ナショナル ジオグラフィック社から出版した写真集 Jewels in the night sea がBook-NatureのSilverを受賞しました。 @tokyofotoawards @ifotoawards

OMSのバックフロートタイプのBCシステム

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OMSのBCDを使用する筆者 昔、あるメーカーのバックフロートタイプのBCDを使っていた事があります。しかし、自分はその時のバックフロートの印象が正直言ってあまり良くありませんでした。そのBCのハーネスが壊れたのをきっかけに、その後はいろんなメーカーのジャケットタイプをとっかえひっかえ着用していました。耐久性やインフレーターの使い勝手などにはそれぞれ優劣あるとしても、ある程度のフィット感さえあればフィンワークやトリムの調整などで無難に使いこなせていたのもあって、正直言うとどれもあまり大きくは変わらないと思っていました。ただ、ウエットスーツの時とドライスーツの時ではサイズ感覚が異なるので、一つのBCDで両方に対応するには限界を感じていたので、近ごろはウエット用とドライ用のそれぞれのBCDを持って使い分けていました。 今回、 OMS JAPAN  からバックフロートタイプのBCDを使ってみませんか?というお話を頂き、正直言うと使ってみて自分に合わなければお断りしようと思っていました。でも、実際に海で使わせてもらうと、バックフロートタイプへの自分の抱いていたイメージが完全に間違っていたと気づきました。 Ocean Management Systems まず、最初に感じたことは、タンクにセットした状態で背負う時に、両腕がすんなり腕が通るのがとても快適です。最近まで使っていた別のBCDは、背負った時のサイズ感こそ気に入っていたものの、背負う前の左腕をアームホールに通すときには、どうしてもドライのバルブやコンピューターが引っかかって、時にはインフレーターホースを巻き込んでしまうこともあり、背負う際にとてもストレスがありました。しかし、このOMSのBCシステムにはそれがまったくありません。シンプルなベルトだけのデザインとインフレーターがほどよくアームホールを引き上げて広げてくれていて、すんなり腕を通して背負うことができます。背負い終わったら、腰のベルトにクロッチストラップ(股バンド)を通して3点で閉めると体にほどよくフィットしてくれます。 水の中に入った時の感覚も、これまでで最も体と一体化しているのを直感的に感じました。そう!グラグラ感が全くありません。私にとってはこの体にフィットする感覚がとても大事です。撮影の際は中世浮力を常に取りながら姿勢を保つため、機材が体からぐらつくと安

いきものくらべるしゃしんえほん タコとイカはどうちがう? 発売のお知らせ - 峯水亮より

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タコとイカはどうちがう? / ポプラ社 いきものくらべるしゃしんえほん 『タコとイカはどうちがう?』ポプラ社 写真:峯水亮  文:池田菜津美 監修:杉本親要 「見るだけで楽しい、しっかり読むともっと楽しい!科学的視点が身につく新しい写真絵本。」 ダイナミックで美しい生体写真と、ちょっと毒のあるイラストに、ページをめくる手がとまらない! 本書では、生きものに興味のある子どもが手に取り、ついページをめくってしまいたくなるようなビジュアルを用意し、ほかの本にはないトリビア的知識を詰めこみました。 -------------------------------------------------------------------------- こんにちは。しゃしんかのみねみず りょうです。 なにこれっ!この本おもしろすぎー!! いきものくらべるしゃしんえほん『タコとイカはどうちがう?』が2020年7月15日、 ポプラ社 からいよいよはつばいです。 みひらきでぱっとかんたんにひかくできる じぶんでいうのもなんですが、この本おもしろすぎて、よんでるとおもわずスミふきだしちゃうかも!?あれっ?これは私のしゃしんというより、タコおやじとイカヤンキーのちょっとどくのあるお笑いセンスのおかげかな? トリビア的知識を詰めこみました 三年前にせいさくにとりかかってから、すべてがひっくり返るようなできごともあり。そしてさいごの一年はこのコロナかに…、いったいどうなることかとしょうじき思いましたが、それでもこうやってつづけてこれたのは、 ポプラ社 のしゃふうとへんしゅうしゃさんの子どもたちへの思いをかんじたからかな? ちょっと毒のあるイラストでおもしろくりかいできる へんしゅうしゃさん(小林さん)、ライターさん( 池田さん )、イラストレーターさん( 死後くん )、デザイナーさん、いんさつじょのみなさん、かんしゅうの 杉本先生 、それぞれその道のプロのみなさま方のおちからをけっしゅうしてこの本はできあがりました。この本にかかわっていただいたみなさまにはかんしゃのことばしかございません。 ココリコの田中さんも、帯のコメントをきこうしてくださり、ありがとうございます! オンライン販売サイト  A

2019年 日本写真協会賞・新人賞を受賞しました

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Jewels in the night sea 神秘のプランクトン / ナショナルジオグラフィック社 この度、2019年 日本写真協会賞の新人賞を受賞しましたのでご報告いたします。 受賞作は、ナショナルジオグラフィック社から昨年発売した写真集「Jewels in the night sea 神秘のプランクトン」そして、昨年8~9月にキヤノンギャラリー銀座・名古屋・大阪で展示した、同タイトルの写真展が平成31年の日本写真協会賞の新人賞を受賞しました。 詳細はこちら(日本写真協会のホームページ) http://www.psj.or.jp/psjaward/2019.html 作品を作るにあたっては、各方面の様々な方々にご協力を賜りながらほんとうに長い年月に渡って撮影を続けさせていただき今日に至っており、皆様方のお力添えがなければ今回の受賞は叶わなかったと思います。関係者の皆様方に改めて感謝を申し上げます。 そして、写真集をご購入いただきました皆様、写真展をご覧いただきました皆様、さらに、写真集を刊行していただいた日経ナショナル ジオグラフィック社関係者の皆様、写真展を開催してくださったキヤノンマーケテイングジャパンの皆様方に心より御礼申し上げます。 5月31日~6月6日の期間 東京ミッドタウンにあります富士フイルムフォトサロンにて作家賞・新人賞の作品の一部を展示します。お近くにいらした際にはぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。 受賞作品・写真展のご案内 http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s1/19053101.html I recived Rookie of the Year award of winning prize of The Photographic Society of Japan Award's at the photo book "Jewels in the night sea " released last year from National Geographic and the photo exhibition of the same title exhibited at Canon Gallery Ginza, Nagoya

TBSテレビ「クレイジージャニー」 海の神秘「プランクトン」を28年間撮り続ける男!に出演

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TBSテレビ「クレイジージャニー」 2019年2月20日(水) 23:56〜00:55 に出演 *近畿広域圏 毎日放送 MBSテレビ 2/27(水) 00:59 – 01:59(火曜深夜) *中京広域圏 CBCテレビ 2/28(木) 23:59 – 01:01 海の神秘「プランクトン」を28年間撮り続ける男! 知られざる圧巻の光景を大公開! さらに目を疑う驚愕の生態とは?  皆さま、「クレイジージャニー」ご覧いただけましたでしょうか。28年間プランクトンを追い続けてきた写真家の峯水です。 <きっかけ> 私がプランクトンの撮影に取り組んだきっかけはクラゲでした。実は海の中には無数の小さなクラゲたちがいます。どれも透明で、いろいろな形があります。しかし、最初はその美しさに気づくまでにとても時間がかかりました。というのも、写真を撮ってもまともに写真に写せなかったからです。透明であることによる露出の違いが最初は解らなくて....、作品に仕上げるまでとても時間がかかりました。しかし、しっかりと撮れるようになると、これまで肉眼では気づいていなかった繊細な体の構造や、宝石のような輝きに魅了されて、もっとたくさんの方々にクラゲの魅力を知ってもらいたいと思うようになりました。そうしてまとめた本が、2015年に発売した 日本クラゲ大図鑑 [ 峯水亮 ] です。 <透明な生き物たち> クラゲを撮影していると、クラゲの周りに無数の透明な生き物たちが一緒にいることに気づきます。稚魚や無脊椎動物の幼生たちです。彼らはクラゲと同じように透明であることで、海の中でも目立たなく、透明な体によってクラゲに紛れて生活しているのです。つまり、クラゲは透明な生き物たちの隠れ蓑として役立っているのです。そして、時にはそのクラゲに乗ったり、クラゲを餌として利用することもあります。 <出会い> 海の中を浮遊する小さな生物を見つけだすのは簡単ではありません。プランクトンは常に海の中を漂っているからです。つまり、次の日同じ場所に行っても、また同じようにそこにいることはまずないのです。では、どのように彼らと出逢っているかというと、潮や風を読み、なるべく長い時間を海の中に過ごすことで遭遇率を挙げているのです。しかし、プランクトンをいざ見つけたとしても、とても小さいものが多

峯水亮写真集 Jewels in the night sea 神秘のプランクトン

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夜の海にあらわれた、美しい浮遊生物。 多くの人が眠っている時間に、海の中で出会うのは驚くような生き物たち。眼には見えないきわめて小さな姿をカメラで覗いてみれば、姿も、色も、生態も、うっとりするほどの世界がありました。長年におよぶ粘り強い撮影がとらえた、美しくも不思議な姿。 日経ナショナル ジオグラフィック写真賞グランプリ受賞後初の写真集! 峯水亮写真集 Jewels in the night sea  神秘のプランクトン  こんにちは。写真家の峯水亮です。この度、 日経ナショナル ジオグラフィック社より、自身初の写真集である「Jewels in the night sea 神秘のプランクトン」を上梓しました。この本は、私が長年向き合ってきた海のプランクトンの夜の姿を捉えたものです。  真っ暗な夜の海底に1本のライトを設置してじっと待つ。そんなことを繰り返してきたのは今から25年ほど前のことでした。それから年月が経ち、数多くの経験を重ねるうちに、やがて最も重要な要素である水中ライトに技術進化の波が訪れます。それまでは水中ライトと言えば単1電池で点灯させるハロゲン光だけだったものが強力なHIDバルブに、それも瞬く間に省エネなLEDへととって変わり、やがて生き物が好む高演色性のLEDライト RGBlue と私は出会いました。  経験を重ねる度に、今では季節や潮汐などの様々なデータをもとに、高い確率で彼らに会うことが可能になりました。私がイベントとして開催している ブラックウォーターダイブ® はそんなノウハウを基に開催しているイベントです。夜の海底にこのRGBlueライトを設置し、柔らかい光の空間を創造します。そして、そこに現れるプランクトン=浮遊生物を観察するのです。  私が夜の海の撮影にこだわった部分は、もちろん後に述べるように夜のプランクトンの生態が面白いという理由が大半ですが、もう一つは、暗闇で撮影することは、被写体の美しさを際立たすことができるからです。これは、透明な生き物をより鮮明に見せるためには、黒い背景が最もその透明なゼラチン質の濃淡をつぶさに表現できて、水中ストロボの光によって浮かび上がる生き物のディティールだけに集中して見てもらえるからでした。  夜の沿岸に訪れるプランクトンには、浮遊生活を終えて着底生活へと移行